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畑の仕事あれこれ > 困ったなぁ・アライグマ 


アライグマ

春日部市内牧は、昔から狸のいる静かな所です。
2007年夏、梨やぶどうに、今までにない被害が出ました。これは??


 ?あれ!
2007年夏、梨の収穫が始まりました。毎朝のように気になることがありました。
そして、種無しの巨峰が「そろそろ食べ頃になったかな?」と思っていた矢先の先客でした。

ぶどう畑の初めてのお客様さまへ。

これまでに、初めてですね?!

あなたは誰ですか?
「甘くなってきた」とか「採りたての新鮮なぶどうは、実がしっかりしている」とか、感想を聞かせてもらえれば歓迎しますが、黙って毎晩のように袋を破かれるのには困ります。

あなたは誰ですか?
種無しぶどうの食べ頃になった甘い香りを、誰よりの早く、よく分かりましたね。

ぶどうだけでなく、梨の試食もされましたね?
ぶどうが終わると、今度はどこへ行きたいですか?・・・



袋が破かれ、
ぶどうが食べられてしまいました。
袋には、細いつめの引っかき傷があり、
泥んこで汚れていました。

皮だけ下に落ちていました。

(写真:アライグマの被害・折原果樹園の種無し巨峰 2007・9月)
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■アライグマについて・・・出典:埼玉県/外来生物法の概要
アライグマ:特定外来生物。

もともと日本にいなかった外来生物のうち、生態系などに被害を及ぼすものを特定外来生物として指定し、飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入が原則として禁止されています。
【どこからきたの?】
北アメリカが原産です。
1962年に愛知県の飼育施設から脱走したものといわれています。
その後、ペットとして輸入されたものが逃げたり放されたりして野生化し、全国で分布を拡大しています。

埼玉県内では、比企地域を中心に急激に生息数を増やしており、人家に住み着いたり、農作物被害などを引き起こしたりして問題となっています。
【アライグマと間違えやすい動物】
大きさ、体型、体の色や生息環境などがタヌキと似ています。アライグマの方が目の回りのマスク模様がはっきりしています。
【アライグマはどんな動物?】
水辺近くの森林に生息しています。
夜行性。
昼間は木の洞(うろ)、時には農家の納屋や物置で休みます。寒い地方では冬ごもりをしますが、冬眠はしません。

前足をとても器用に使います。
木登りや泳ぎが上手です。

春には、4〜6頭の子供を産みます。
【どんなものを食べるの?】
雑食性で、植物の果実、種、昆虫、ザリガニ、カエルなどの小動物、鳥やカメの卵、魚などのほか、トウモロコシ、ナシ、スイカなど農作物も食べます。
ドーナツや甘い菓子などを好み、生ゴミも食べます。
【アライグマの野生化と害獣化】

野生化したアライグマは、天敵(ピューマなどの肉食獣)が、日本にいないため、急速に生息域を広げています。

アライグマが増えることで、農作物の被害や、もともと古くからそこにいたタヌキなどの縄張りを奪い、おいやるとされます。

アライグマは知能が高い動物です。被害を受けた農家も、防除以外の対策はありません。

アライグマは食欲旺盛・繁殖力大で、
「来年は5倍10倍に増えるかもしれない」と心配されます。また、狂犬病の媒介者となることも懸念されます。 (写真:アライグマの被害・折原果樹園のいちじく 2007・10月)
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■アライグマの捕獲の檻の設置

埼玉県の春日部農林振興センターに相談。

捕獲の檻を設置することになりました。

                2007・10・3
■アライグマつかまる

2007・11・2

アライグマが捕獲されました。
梨・ぶどうの収穫が終わり、柿畑での事でした。

    
アライグマは、熟れた甘い柿が好きなようでした。

でも、埼玉県で被害の多い東松山方面では、柿餌で捕獲されたことはなかったそうで、柿餌での捕獲は珍しいそうでした。(これって、折原果樹園の柿が甘くておいしいってこと???)
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■アライグマとタヌキ
春日部内牧は、緑豊かな静かな農村地帯です。「昔から、タヌキがいるよ」と、おばあちゃん達が話しています。
近年、雑木林が切り倒され、宅地化が進んできています。

アライグマについて調べるようになり、気になるせいか、交通事故にあったタヌキを見かけるようになりました。

「今までそこで暮らしてきたタヌキが、繁殖力旺盛なアライグマに縄張りを追いやられ、事故に会うことも多くなったのではないか」と、言われるそうです。
アライグマ:目の周りから頬にかけて、黒くなっているのと、尾のしましま模様が特徴
タヌキ:しっぽの縞模様はなく、毛並みもアライグマより茶色が濃い
タヌキが檻に入ることもありますが、野生在来種のタヌキは、その場で檻から逃がします。
パイプ左下、しっぽの白いタヌキでした。追いかけてこないのを確認してか、後ろを振り返りながら、雑木林の中に見えなくなっていきました。
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■手作りの箱わな

春日部農林振興センターの舟田氏は、
とても器用な方です。

手作りの箱わなを作ってくれました。
材料費は格安。3000円くらい。

(工賃はいくらにします?)

「手作りの箱わな作りで、アライグマ対策を兼ね、地域のネットワークを図ろう」といろいろ考えて下さっています。


動物と人間の知恵比べ。
さあ、お互い生活がかかっています。

2008年1月4日
手作りの箱わなにタヌキが入りました。

タヌキも夜行性なので、夜にうちに入ったようでした。
翌朝、その場で逃がしました。

しかし、逃げようとする必死の力は凄まじいものがあります。私の女手では破けそうもない金網が、写真のように破かれてしまいました。

「手作りの箱わな、金具の強度に課題あり」と言うことが分かりました。


■捕獲の檻の盗難
2008年1月15日

朝6時半頃だったでしょうか。
その日に限って、朝一番に箱わなを見に行きませんでした。
(寝坊しました、すみません)

近くの住宅の犬が、いつになく「キャン、キャン」ほえていました。

朝食の支度を終え、檻を見に行くと檻がありません。
市の環境課でお借りしたものと、舟田氏手作りの箱わなと2つ、なくなっていました
  (手作りの箱わなも性能が良いことが評価されたようです?!)

◎警察に盗難届けを出しました。

いろいろと話しているうちに、「捕獲の檻のことを、ホームページに載せています」と言う話になりました。するとおまわりさん、「それ、それ、それが一番悪い」と、即答でした。・・・・・

「もしかしたら・・・」と、HPの情報の悪用を考えられた方も多いでしょうか?

埼玉県でも、捕獲の檻の盗難は始めてことだったそうです。
皆様もこの教訓を生かし、動物対策もさることながら、人間対策もぜひ!お気をつけ下さい。

■地域ぐるみでの取り組み進む
「アライグマは繁殖力が旺盛で、来年は5倍10倍に増えるかもしれない」と聞くと、「かわいい、かわいそう」だけでは済まされないものがあります。

物置の2階とか、大事にされている錦鯉など、皆さんの身近な所でも「おやっ」と思われることはありませんか?私達の毎日の暮らしで困ったときなど、地元の農林振興センターや春日部市役所が力強い応援団です。

振興センターや、市の環境課の方、農政課の方、それぞれが連携を取ってくださっています。
そして、何かお気づきのとこがありましたら、皆さんで連絡を取っていきましょう。

菖蒲町野口鍛冶店で、捕獲の檻の取り扱いをされているそうです。



☆これまでの情報

・2007年:近くの蓮田市のぶどうやさんは、巨峰が300袋もアライグマの被害に合ったそうです。
・2008年4月1日現在:春日部市では、これまでに9頭のアライグマが捕獲されているそうです。その他、一頭が交通事故にあっているとかで、合計10頭だそうです。

うち4頭が、折原果樹園の柿畑での捕獲です。(2007・10月〜2008・3月)
これまでのアライグマのブログ記事は こちらをクリックして下さい

写真・折原紳浩   2008・3・26 更新

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